Magnolia

――お茶の時間に貴方は欠かせませんね、ウィナフレッド。

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　この作品は、株式会社トミーウォーカーのＰＢＷ『エンドブレイカー！』用のイラストとして、アルトゥールPLが作成を依頼したものです。　イラストの使用権はアルトゥールPLに、著作権は姫子絵師に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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茶葉の開く、最適な温度。
茶葉を蒸らす、最適な時間。

ふわりと宙に置いたウサギの星霊が、チクタクと針を刻む、胸元から下げた大きな時計を見ていた。
彼――星霊クロノスのウィナフレッドを呼び出せる様になってからと言うもの、紅茶の時間を観るのは彼の役割となっていた。少しだけ神経質なのか、時間にうるさい彼が測る刻はいつも正確で、紅茶はとても良い香りと深みのある味わいを齎してくれていた。
カチリ。針がちょうど良い時間を指したようだ。
大きな赤い目が、一度此方を向いて。
小さな身体で、大きく見えるポットを手に、カップへと紅い液体を注ぐ。
茶器の鳴る軽い音に、膝の上で眠っていたドルンレースヒェンが眼を覚まし、興味深そうに彼を見上げた。
彼は、私へカップの乗ったソーサーを手渡すと、彼女にも紅茶を淹れてあげる。
一連の動作が微笑ましく見つめていると、促すような彼の赤い目と目が合った。

ソーサーを手に、カップを傾けて、一口。

「ありがとう、ウィニー。今日も貴方の紅茶は美味です」



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完成からだいぶたってますけどー、ますけどー
カテゴリ：アトリエは思い立った時に紹介していないものを紹介します。

星霊クロノス可愛いよ。星霊クロノス！
本当はクロノスだけにしようと思ったのだけれど、ガゼボでアルさんがのんびりする時って、きっとヒュプノスもシュネたんも一緒じゃないかなーって。なので、ご一緒。
色々とギュッギュと詰め込んでいただきました。
姫子絵師様、ありがとうございました！！



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